カタラン数と格子経路 ― 反射原理と全単射証明
カタラン数$C_n = \frac{1}{n+1}\binom{2n}{n}$の反射原理による証明,LGV公式,5つの組合せ的解釈の全単射構成,バロット問題,Narayana数を扱う.
1 格子経路と二項係数
2 反射原理とカタラン数
3 LGV 公式
4 カタラン数の5つの解釈
対の括弧の正しい対応(well-formed parentheses)
個の葉を持つ full binary tree の個数
から への格子経路で対角線 を越えないもの
の非交差分割(non-crossing partition)の個数(ただし適切に解釈する場合)
凸 角形の三角形分割(triangulation)の個数
5 バロット問題
6 Narayana 数
Narayana 数はカタラン数の精密化(refinement)であり,-アナログを考えることで-カタラン数や Carlitz -Narayana 数に拡張される.